小学校の飼育小屋 〜あの頃、校庭にいた、気品溢れるあいつの記憶
ふと、『昔の小学校って、いろんな動物がいたよな』と記憶の引き出しが開くことはありませんか?
金魚やザリガニといった教室の仲間から、外の小屋にいたアイツまで。
今回は、昭和の学校風景を彩った『ちょっと意外な飼育動物』たちの思い出を語ります。
ブルーに輝く派手野郎!校庭を闊歩するクジャク
こんにちは、こんばんは、かっぱ隊長でございます。
ふと、『小学校って、いろんな動物を飼っていたよな』と記憶の引き出しを開けてみました。
数々飼育されていた生き物の中で、私が一番印象に残っているのは・・・
そう、クジャクであります!
なぜか放し飼いで、学校の中を優雅に歩き回り、気が向けば羽根を広げて「ドヤァ」と見せびらかしていました。そして時折「ンアアアアアッ!」と叫ぶものだから、こっちはビクッとさせられたものです。
ご存じの通り、鮮やかな羽根を広げてアピールするのはオスで、メスは意外に地味な装い。
どんな生き物でも、オスは異性の気を引くのに必死なんですねぇ(泣)。
実はクジャク、昭和の一部地域では観賞用として学校や公園でよく飼われていました。当時は「珍しい動物を見せる=情操教育につながる」という考えが強かったようです。
しかし今では、鳴き声や管理の難しさ、鳥インフルエンザ対策などの理由から、学校で見かけることはほとんどなくなってしまいました。
安定の人気者・ウサギと、思い出のニワトリ
ウサギは今でも飼っている学校があるようですが、昭和と比べるとかなり減った印象です。
当時のウサギ小屋といえば、ほぼ100%木製。雨漏りしていて床が常に微妙に湿っている……そんな環境でしたね。掃除中に逃げ出すのも「飼育当番あるある」でした。
ちなみにウサギは、抱き方を誤ると骨折するほど繊細な生き物。昭和キッズのワイルドな扱いを思い返すと、よく生き延びてくれていたなぁと、今さらながら敬意と感謝を捧げたいです。
一方、ニワトリも定番でしたが、私の学校には少し悲しい思い出があります。
ある夜、金網の下を掘って侵入した「何者か」によって、全滅してしまったことがあったのです。
犯人はイタチか、それとも当時地域で問題になっていた野良アライグマか……。
アライグマは見た目こそ可愛いですが、性格は非常に獰猛。ペットとして飼いきれなくなった飼い主が放してしまった個体がいたようです。
ある朝、先生が悲惨な状態の小屋を生徒に見せまいと、必死に前に立って遮っていた光景が忘れられません。あの時のニワトリさんたち、どうか成仏していますように。
変わる学校事情と、消えゆく「昭和の空気感」
現在、動物愛護やアレルギー、衛生面の観点から、学校で生き物を飼うハードルは非常に高くなっています。クジャクは姿を消し、タブレットや外部施設との連携で学ぶスタイルが主流になりました。
安心・安全で便利になった反面、ちょっとだけ寂しさも感じます。
大人になった今、もう生でクジャクを見るなんて機会はほぼ無くなりましたね。校庭を悠然と歩くクジャクの姿や、小屋の独特の匂い。あれは昭和の学校ならではの、どこか大らかな空気感そのものだったのかもしれませんね。
カッパ隊長でした。


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