学研の付録が凄すぎた話。大人になって気づいた「カブトガニ」の正体
学研のおばちゃんが運んできた、あの「ワクワク」を覚えていますか?
昭和の小学生を虜にした『科学』と『学習』。大人になってから公式サイトの「ふろくギャラリー」を覗いてみたら、とんでもない衝撃の事実が判明しました。
私が数十年間抱え続けていた「カブトガニ密造疑惑」の真相とともに、ノスタルジー全開でお届けします。
○学研のおばちゃんは、夢と「未来への投資」を届けてくれた
こんにちは、こんばんは、かっぱ隊長と申します。昭和40年代生まれのジジイでございます。
ジジイにもなると、昭和を回顧する時間が増えまして、思い出したことをつらつらと書いていこうというわけであります。
さて、第1回のテーマは 学研の「科学」と「学習」!
小学館の学習雑誌のライバルとも言うべき、学習雑誌の雄でございます。
「○年の科学」「○年の学習」と、学年別に分かれていましたね。
実はこの学研教材、1963年創刊という長寿シリーズで、ピーク時には全国の小学生の半分近くが購読していたという国民的ベストセラー教材だったそうです。凄いぜ、学研!
最大の特徴は、学研のおばちゃんが家まで届けてくれること。
学研のおばちゃんを心待ちにするCMの歌の通り、昭和キッズは皆、首をなが〜くしておばちゃんが届けに来るのを楽しみにしておりました。
そして何と言っても、魅力は 付録の豪華さ。
当時の子供たちは、付録に夢中でした。
「科学」の付録ってただのオモチャじゃなくて、“家で科学の基礎に触れさせる”という壮大な教育目的があったそうなんです。
実際、大学の研究者や科学者のインタビューで「きっかけは学研の科学でした」という人、けっこういるそうです。
つまり、付録は単なる遊びじゃなくて、「未来への投資」だった…かもしれないですね。
さて、学研の公式サイトを見てみると、「ふろくギャラリー」なるものを発見。
いやあ、昔の付録から新しいものまでが並んでいるんですが……
なんじゃあこりゃあ!!!
ジーパン刑事でなくても思わず叫んでしまいます。
●学習の付録
• 1979年 ペーパークラフトの高床式倉庫(ねずみ返し付き)
• 1992年 火縄銃(もちろんモデル)
• 2000年 1/450 大阪城
おいおい、これ付録でいいんか……?とツッコミたくなるクオリティ。
●科学の付録
顕微鏡、望遠鏡、プロジェクターなど盛りだくさん。理科好きにはたまりません。
• 電池作り実験キット
• アリのアパート(逃亡事件が起きがち)
• プランクトン飼育セット
生き物の観察は、子供のロマンですからねえ。
○震えるジジイ。私は天然記念物「カブトガニ」を付録で育てていたのか?
……!!!!!!!!!!!!!
そういえば思い出しました。
「カブトガニの卵」 なる恐ろしい付録があったことを!
カブトガニといえば天然記念物。無許可飼育は違法。
しかも80cmくらいに成長する巨大生物。
え?当時の子供、全員アウトだったの???
と震えながら調べてみたら……
なんと、付録は「カブトガニ」ではなくて「カブトエビ」だったのです!!!
そりゃそうだ。
天然記念物を付録にしたら、天下の学研もタダじゃすみません。
当時から「カブトエビの卵」とちゃんと書いてあったようで、勝手に「カブトガニ」に脳内変換していたようです。
当時はてっきりカブトガニだと思い込んでいましたが、完全に私の勘違いでした。
学研さん、疑ってごめんなさい(笑)
アホな自分を責めたい気持ちでいっぱいですが、犯罪者ではなかったので良しとしましょう。
カブトエビは田んぼに住む5cmくらいの可愛い子で、寿命は50日ほど。
なるほど写真を見ると形がよく似ている。
どうりで「カブトガニ大きく育ったよ!」という話を聞かなかったわけだ。
○最近の学研どうなってる?
少子化のあおりを受けて、現在、どうなっているんだろうと調べたところ、やはり「学習」と「科学」は2010年に一度休刊していました。
が、なんと「学研の科学」は2022年から 不定期で復刊 していました。
付録もちゃんとカブトエビが復活しているようです。
昭和の子供たちに夢と科学の心を植え付けてくれた『科学』と『学習』。
私の「カブトガニ事件」のように、当時は必死に観察して、一喜一憂していたものです。2022年に復活した令和版でも、カブトエビがラインナップされているとのこと。
懐かしさも込めて、一度買ってみようかな、と思うジジイでした。
コメント